インサイドセールスとフィールドセールスの違いは?役割と向いている場面
結論
インサイドセールスは訪問せずに商談の種をつくり、フィールドセールスは商談を進めて契約まで導く役割です。
15〜30秒で読める要約インサイドセールスは、電話やオンラインで見込み客と関係を築き、商談につなげる役割です。フィールドセールスは、商談で提案を行い、契約まで進める役割です。両者は競争せず、商談化率を高めるために連携します。
インサイドセールスとフィールドセールスの違いは何ですか?
インサイドセールスは「商談の種をつくる」役割で、フィールドセールスは「商談を契約に導く」役割です。 営業の流れを前半と後半に分けて、それぞれが担当します。
インサイドセールスは、電話・メール・オンライン会議で見込み客と関係を築き、商談につなげます。フィールドセールスは、商談で提案し、見積もりと契約まで進めます。どちらも、中小企業(SMB)向けの営業を支える役割です。
2つの違いを表で比べると、どうなりますか?
担当範囲、手段、評価する指標の3つで、役割がはっきり分かれます。
| 比べる点 | インサイドセールス | フィールドセールス |
|---|---|---|
| 主な担当 | 見込み客の発掘、関係づくり、商談の獲得 | 提案、見積もり、契約 |
| 主な手段 | 電話、メール、オンライン会議 | 訪問、対面・オンラインの商談 |
| 評価の指標 | 商談化率、アポイント数 | 受注率、受注金額 |
| 向いている場面 | 見込み客が多く、早く接触したいとき | 金額が大きく、丁寧な提案が必要なとき |
| 身につく力 | 傾聴、短時間での要点づくり | 提案力、決裁者との交渉 |
どんなときにインサイドセールスが向いていますか?
見込み客の数が多く、広く早く接触したいときに向いています。 訪問の移動時間がなく、1日に多くの会社と話せるからです。
たとえば、問い合わせが多い、展示会で集めた名刺が余っている、といった場面です。最初の接触から、ヒアリングで課題を確かめ、商談の準備を整える役割を担います。
どんなときにフィールドセールスが向いていますか?
金額が大きい、または関係者が多く、丁寧な提案が必要なときに向いています。 決裁者と直接話し、不安をその場で解消できるからです。
たとえば、複数の部署が関わる導入や、社長の判断が必要な契約です。決裁者との商談で、リスクも含めて説明し、次の一歩を決めます。
2つの役割を連携させるには、何を共有すればよいですか?
商談に渡す条件と、渡す情報の形をそろえることが大切です。 引き継ぎが曖昧だと、顧客に同じ質問を繰り返してしまうからです。
具体的には、「予算・時期・決裁者の3点が分かれば商談に渡す」のように条件を決めます。ヒアリングの内容は、同じ書式で共有します。商談化率は、インサイドセールスの成果を測る基本の指標です。
まとめ:自分の会社にはどちらが必要ですか?
営業が数人なら兼任で構いません。商談の数が増え、時間が足りなくなったら分業を検討します。 役割を分ける目的は、全員が得意なことに集中して、成果を上げることです。
若手の方は、まず自分がどの工程を担当しているかを確認してください。用語集も活用してみてください。
出典・参考資料
よくある質問(FAQ)
- インサイドセールスとテレアポは同じですか?
- 同じではありません。テレアポは約束を取ることが中心ですが、インサイドセールスは見込み客との関係づくりから商談化までを含む、より広い役割です。
- 若手はどちらから始めるのがよいですか?
- 数多くの顧客と話せるインサイドセールスから始める会社が多いです。そこで会話の基礎を学んでから、フィールドセールスに進む道もあります。
- 小さな会社でも分業したほうがよいですか?
- 営業が数人なら、無理に分けなくても構いません。商談の数が増えて、新規開拓と商談の時間が取り合いになったときが、分業を考える目安です。